仕事にここまで打ち込んで来た理由は、
「純和風の立派な家を建てたい」
という強い想いからだった。
セイガイ入母屋造りの屋根
外壁はヒバ材を使用した鎧下見貼り
ケヤキの柱と梁をくぐると、
なんと自動ドアが開き、我が家へ。
御影石の上を歩いて行った先には
けやき貼りの廊下が。壮観な眺めだ。
障子を開けて二間続きの茶の間、
そしてスケール感のある座敷。
そこまできて、
ふと、
床の間の正面に立つ。
黒柿の床柱に目をやる。
ほころぶ顔で嬉しいため息をひとつ、
ついてみる。
上を見上げたら、ここには
けやきのサシ鴨居と、
これも拘った彫刻の欄間があるんだ。
忘れてはいけない、この天井は
なかなか最近はみることができない、
折り上げ格天井なんだ。
障子を開けて二間続きの茶の間、
そしてスケール感のある座敷。
そこまできて、
ふと、
床の間の正面に立つ。
黒柿の床柱に目をやる。
ほころぶ顔で嬉しいため息をひとつ、
ついてみる。
上を見上げたら、ここには
けやきのサシ鴨居と、
これも拘った彫刻の欄間があるんだ。
忘れてはいけない、この天井は
なかなか最近はみることができない、
折り上げ格天井なんだ。
「お屋敷」、そう呼べるような
あらゆる技と粋をつくした和風の家。
夢は叶った。